各国の空の玄関口である空港は、その国のイメージを代表する存在と言える。中国メディア・中国航空新聞網は10日、「一度行ってみる価値のある、2016年アジアの10大空港」とする記事を掲載した。

 記事がアジア各国・地域にある空港のなかから、長時間の滞在でも過ごすことができそうな空港のトップ10を紹介。10位はインド・ニューデリーのインディラ・ガンジー国際空港、9位は同じくインドのチャトラパティ・シヴァージー国際空港が選ばれた。

 そして8位には日本の成田空港がランクイン。「完璧な案内と、多言語のスタッフが、旅客を速やかにしかるべき場所に案内してくれる。出発ロビーには各種充電スポットとともに高速Wi−Fiネットワークが完備している。ここでは時間が流れるのがとても速い。旅客が休めるように、夜は一部の照明が暗くなる。一部の椅子もソファーになっていて柔らかく、夜は簡易ベッドとして使える」とした。

 7位は先日、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件が発生して注目を浴びたマレーシア・クアラルンプール国際空港、6位は香港国際空港だった。そして、5位は関西国際空港が選ばれた。記事は「関空」について、「大きなガラス窓から駐機場を眺められ、撮影ファンにとっては天国。夜を明かす旅客のために、睡眠用の長椅子や無料の毛布が用意されている」と説明している。

 4位は台湾の桃園国際空港が入り、3位には東京国際空港(羽田空港)が選ばれた。「日本の伝統文化と現代の潮流が一体となった場所。日本の清潔さや効率の良さが表れている。また、日本の流行ブランドのほとんどをここで見つけることができる。そして、グルメ愛好者にとっても天国な場所だ」と評した。そして、2位には韓国の仁川国際空港が、栄えある1位にはシンガポールのチャンギ国際空港が選ばれている。

 アジアのトップ10に日本の空港が3つ選ばれた一方一方で、数ある中国の空港から1つも選ばれていないというのは、中国の人にとってみれば複雑な心境かもしれない。規模の大きさもさることながら、旅客が快適に過ごせる設備づくりが中国の多くの国際空港における課題と言えるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)