日本を訪れる外国人旅行客のうち、国籍別で見た場合は中国人が最多だ。2016年に訪日した外国人客は2403万人に達したが、うち637万人が中国人だった。日中関係は低迷しているが、訪日中国人は増加の一途を辿っている。

 だが、中国国内では中国人が日本を訪れることに対して批判の声が存在するのも事実だ。中国メディアの今日頭条は6日、中国人が日本を旅行で訪れる背景について考察する記事を掲載している。

 記事は、「旅行」とは1つの商品であり、誰もがお金を支払って旅を楽しむと指摘し、「商品である以上は、質という概念が存在する」と指摘。誰だってお金を支払う以上は価値があって質が良く、心から満足できる商品を望むものであるとしたうえで、日本旅行も同様に「売買され、消費できる商品」だと論じた。

 続けて、中国人が日本を旅行で訪れるのは、「日本への旅行という商品の質がそれだけ高く、中国人にとって満足いくものだからである」と指摘。実際に日本を訪れた中国人たちは口々に日本の風景や日本人の民度を絶賛すると伝え、「中国人が日本で騙されるというニュースもほとんどない」と論じた。

 一方、中国国内の観光地は「食べ物やお土産品は何でも高く、中国人が中国人を騙すようなケースも多い」と指摘。自分で稼いだカネで旅行したいと考えた時に、騙される可能性のある低品質な国内旅行よりも、質の高い日本旅行を選びたいと考えるのはごく当たり前であるとし、中国人が日本を旅行で訪れることを他の中国人が罵る資格などないのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)