中国には「南米北面」という言葉がある。中国ではコメを主食にしているのは主に南方の地域であり、北方は主に小麦を使った麺食が好まれることを指す。中国は国土が広大であるため、地域によって食習慣が大きく異るのが一般的だ。

 一方、日本は全国的にコメが広く食べられており、食の多様化が進んでいるとは言え、今なお日本人にとってはコメが主食であると言えよう。そのためか、日本人のコメに対するこだわりは中国人からすると驚きの水準のようだ。

 中国メディアの一点資訊はこのほど、日本人のコメに対する愛は非常に深く、日本の電気炊飯器を買っても日本のご飯と同じ炊きあがりにならないのは、コメが違うためと伝えている。

 記事は 日本のドラマや映画に登場する食事のシーンを見ていると、日本の炊きたてのご飯を食べたくなると伝えつつ、日本のコメで作ったおにぎりはたとえ冷めても非常に美味しいと指摘した。

 続けて、日本にはコメの品種が400種類以上もあると伝え、栽培する地域の環境などに応じて積極的に品種改良を進めてきたと紹介。また、日本ではコメに「等級」があるうえ、食味ランキングまで存在すると伝え、これほどまでにコメの味にこだわる日本人について驚きを示すと同時に、「日本人は主食であるコメを深く愛しているようだ」と伝えた。

 中国でも近年は美味しいコメの生産に向けてさまざまな取り組みが行われているほか、中国人旅行客の間で以前、日本の電気炊飯器が人気となったことから、中国人も美味しいご飯が食べたいと考えていることが分かる。だが記事は、「日本のコメを日本の電気炊飯器で炊くからこそ美味しいのであり、中国のコメでは日本のご飯のような美味しさは再現できない」との見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)