日本の自動車メーカーにとって米国は非常に重要な市場だが、その米国市場で日本車の存在感は非常に大きい。トヨタのカムリやカローラ、ホンダのシビックやCR-Vなど、販売台数ランキングでは上位に日本車の名前があることが常態化している。中国メディアの今日頭条は22日、なぜ米国人はこれほどまでに日本車を好むのかとの問いを提起し、その理由を考察した。

 記事は、米国での販売台数ランキングからフォードやシボレーなどのブランドを除くと「残るのはほとんどが日本車」という状況となっていることを伝え、米国の消費者は日本車を高く評価していることが分かると紹介した。

 続けて、中国人の多くが抱いている誤解として、日本車が米国で売れるのは「米国で販売されている日本車は、中国で販売している日本車より作りが良い」、「同じ車種であっても、米国では日本車が中国より安い」といったものがあるとしながらも、これらはあくまでも誤解であり、米国で日本車が売れる本当の理由にならないと指摘した。

 さらに、米国人が日本車を評価し、日本車を購入している理由は「よりシンプル」であるとし、まず1つ目の理由は「米国で自動車を購入する消費者の多くは中間層であり、中間層にとっては故障が少なく、燃費が良いことは魅力的」だからと指摘した。また、2つ目の理由として「米国人にとって自動車は洗濯機やパソコンなどと同様に、見栄を張ったり、民族的感情を持ち込む余地のないツールに過ぎないこと」を挙げた。

 続けて記事は、3つ目の理由として「日本車メーカーが米国市場を重視し、マーケティングに力を入れていること」を挙げ、自動車の消費大国である米国は日本車メーカーにとって極めて重要な市場であり、日本車メーカーは販売を伸ばすために多大な努力をしていると指摘。米国で日本車がこれほど売れるのは、中国の消費者と米国の消費者の考え方の違いのほかに、日本車メーカーの努力があるのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)