中国には日系車の安全性を疑問視する消費者がいることは確かだ。日系車の燃費が良いのは車重が軽いためであり、車重が軽いのは材料の手抜きをしているからなど、ありもしない話を信じている中国人消費者は少なくない。

 中国メディアの買車網は22日付で、本当に日系車は減らすべきでない材料を減らしてコストを削減しているのかと疑問を投げかけ、日系車の安全性は高いというのが真実であると伝えている。

 記事は「アンチ日系車」の中国人は衝突時における日系車の安全性を疑問視していると説明、しかし日系車は本当にそれほどもろい車なのかと問いを提起し、この問いを検証するためにマツダ・アクセラのバンパーの内部写真を掲載し、その構造について説明している。

 まず、アクセラのリアバンパーの内部にある「リインフォースメント」について、「これは自動車が追突されたときに外部からの衝撃に対処するためのもの」であり、またこの金属バーにあるいくつかの穴は衝突時にこの部品が変形しやすいように設けられており、この措置によって「変形することで衝撃を吸収している」と説明した。

 一方で記事は、このリインフォースメントを指で押したときに簡単に変形するなら「衝突に耐えられない」と考える人が多いとしたが、こうした人々には知識が欠けていると指摘。リインフォースメントを含め、「変形することで衝撃は吸収できる」のであり、まったく変形しないとすれば衝突のエネルギーは乗用車の内部にいる人間にまで伝わりかねないこと紹介し、日系車は減らすべきでない材料を減らしてコストを削減しているわけでもなければ、安全性に劣るわけでもないとした。

 また同記事は、日系車のバンパーにはリインフォースメントが搭載されていないものもあり安全ではないとする見方に対して、リインフォースメントが効果を発揮するのは低速で衝突した場合であり、高速で衝突した場合にあってもなくても大きな差はないと説明している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)