自分の国に世界で通用する産業や製品があるのは、その国の国民にとって誇らしいことだが、中国メディアの今日頭条が21日付で掲載した記事は、現在の中国には多くの中国人が「これこそがメード・イン・チャイナだ!」と胸を張って言える製品があると説明している。

 記事は一部のアンケート調査の内容を紹介し、回答者の65.1%が「携帯電話などの通信機器」をメード・イン・チャイナとして誇れる製品として認めたと説明した。

 資料によれば、これは中国青年報社の社会調査センターがインターネットを通して2000人を対象に調査したもので、携帯電話などの通信機器に次いで55.4%の回答者が「宇宙航空設備」を選択、また54.1%の回答者が「高速鉄道などの交通インフラ」をメード・イン・チャイナとして誇れる製品として認めた。

 また記事は、過去の「メード・イン・チャイナ」は「価格は安いが質は低い」というイメージがあったとしながらも、「これはすでに過去のものとなった」と説明し、例えば2016年の世界全体のスマートフォン出荷量の約15億台のうち中国ブランドは3分の1近くの4億6500万台に達したと紹介した。

 また以前は「ブランドがない」というイメージが中国製品にあったとしつつも、現在の中国にはHUAWEI、OPPO、vivo、Gioneeなど「有名なブランド」が存在しており、これらのメーカーのスマートフォンは世界がかつてメード・イン・チャイナに対して抱いていた見方を一変させたと説明した。

 Gioneeとは中国で急成長しているスマートフォンメーカーで、従業員の幸福度を高めることがより良い製品づくりにつながるという哲学のもとに事業を展開している企業。Gioneeにはこうした哲学に加えて、経験豊富なエンジニアが揃っているとされ、メード・イン・チャイナのブランド力向上の背後には優秀な人材が増えていることも関係している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)