中国の街の朝は、日本に比べるとどことなく始動が早く、活気があるような印象を受ける。そう思わせる一番の要素は、早朝の公園に必ずと言っていいほどいる元気なお年寄りたちだ。日本でも早朝から体を動かす人はいるが、中国に比べれば少ないように思える。

 中国メディア・今日頭条は21日、「日本では早朝の身体鍛錬を行うお年寄りがとても少ない」とする記事を掲載した。記事は、少子高齢化が進む日本では「各地の行政が児童向けの公園を高齢者の身体鍛錬の場所に改造する動きを進めている」と紹介。また、器具の使いかたを指導するなどの健康プログラムも行われていると伝えた。

 その一方で、東京の公園では若者がジョギングをするなど体を動かす光景をよく見かける一方で、「ほとんど高齢者を見ることはない」と説明。そのうえで「日本の高齢者は、道路で小学生の通学を見守ることを早朝の鍛錬とみなしている」とし、朝の登校時間や午後の下校時間に合わせて、交差点で子供たちを安全に横断させるべく奔走する高齢者の姿がみられると紹介している。

 空気の澄んだ早朝の身体鍛錬は眠い体をスッキリ目覚めさせてくれるが、特に冬の寒い時期を中心に突然死のリスクが高まるから注意が必要だ。早朝ではなく、午前中に公園に行くとゼッケンをつけた高齢者たちがゲートボールに興じる光景に出くわすことがしばしばある。日本のお年寄りは日本のお年寄りなりに、無理のないところで、楽しみながら体を動かしているのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)