人口が多い中国はある意味で日本以上の競争社会と言える。都市部では幼少のころから勉強漬けの毎日を送るという子どもは決して少なくない。また、小中学校の教育内容も日本とは異なり、一部の科目では中国のほうが日本より難しい内容を子どもに教えるケースもあるようだ。

 だが、中国メディアの今日頭条は20日、日本の初等教育は内容こそ中国より簡単だが、中国では教えていないことを教えていると伝え、「日本の初等教育は中国をはるかに超越している」と主張している。

 記事は、日本の初等教育は中国より「ゆとり」や「余裕」があるのは事実としながらも、日本の子どもたちは初等教育を通じて「規律」や「他人との付き合い方」を学ぶと指摘。日本の保護者たちは中国のように登下校の送り迎えをしないため、子どもたちだけで集団登校をすると紹介し、高学年の子どもが低学年の子どもを連れて登校することで、子どもたちは責任感や集団行動の精神を学ぶのだと論じた。

 さらに、日本の学校は「聡明さ」や「外見の良さ」、「親の裕福さ」で子どもたちを差別したり、子どもたちがいじめられたりすることは許されないことであると指摘し、子どもたちは日本の学校のなかで「平等」を学ぶと紹介。

 また、学校給食の制度では子どもたちは食育を学び、好き嫌いをせずに食べ、「いただきます」、「ごちそうさまでした」というルールを通じてマナーを学ぶと紹介し、算数や理科など科目の内容としては中国のほうが低学年のころからより難しい内容を子どもたちに教えているとしながらも、「規律」や「他人との付き合い方」を教える日本の初等教育のほうが子どもたちにとっては、より有益な教育であるとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)