トヨタの「MIRAI」・ホンダの「CLARITY FUEL CELL」は、水素を燃料とする燃料電池自動車として日本が世界に誇るクリーンな自動車だが、中国メディアの電子工程世界は18日、こうした水素を燃料とした燃料電池自動車の「前途は明るい」と論じる記事を掲載した。

 記事は、清華大学汽車工程系車用動力研究所に所属する教授の見解を紹介。水素を動力とする燃料電池自動車は「電気自動車の欠点を根源から解決した」と説明し、その欠点とは、例えばリチウム電池の一充電走行距離の短さ、充電に必要な時間の長さ、また安全性などの問題であると指摘した。

 さらにこの教授は、燃料電池自動車の今後数年間の市場は目覚ましく発展し、2020年には一定のレベルで量産化されているかもしれないと予測した。

 水素エネルギーの安全性に対して不安を感じる人もいるのは事実だが、記事はこの点についての同教授の見解として、水素燃料電池はリチウム電池よりも安全係数が高いことが、日本やドイツ、中国など各国の研究や実験によって判明していると説明した。
 
 また記事は、ホンダとゼネラルモーターズ、トヨタとBMWが燃料電池自動車の開発分野で提携していることを紹介。また、今後技術がさらに進歩していくにつれてさらに多くのメーカーが同市場に参入し、ハイレベルな研究開発が行われることにより、燃料電池自動車は今後の主流になるかもしれないと論じた。(編集担当:村山健二)(写真提供:(C)Kobby Dagan/123RF、トヨタの水素自動車のコンセプトカー:2016年、ラスベガスの展示会)