19日に開幕した札幌冬季アジア大会。開催前には中国と韓国が宿泊施設を変更する騒ぎがあったが、練習場所についても韓国人選手から不満が出ているようだ。

 中国メディア・騰訊網は19日、「韓国人選手が不公平な練習時間設定により、廊下で強化トレーニングをせざるを得なくなった」とする韓国・聯合ニュースの報道を伝えた。記事は「開幕2日前、会場内で練習時間を得られなかった韓国人選手が午後2時から5時にかけて廊下でトレーニングを行っていた」と紹介。その間日本人選手が場内で練習していたと伝えた。

 また、開幕直前の18日と19日に各国に与えられた場内練習の時間はわずか30-40分で、公開されたスケジュール以外の時間は日本代表が独占しており「ホスト国に非常に有利だった」としている。さらに韓国人選手から続々と不満が出ており「国際大会でこんな状況に遭遇したのは初めてだ。大会前に会場のコンディションに適応するトレーニングが必要だが、今回はその機会がなかった」との声が出ているほか、韓国代表のコーチも「ホスト国は自分たちに有利な環境を作り、他国選手に練習の機会を与えていない。公平な競技において前代未聞だ」と不満を示したと紹介した。

 記事では具体的に何の競技で不満が出たのか説明されていないが、記事に付された写真からは、スピードスケートのショートトラック競技と推察される。来年には韓国の平昌で五輪が開催される予定だ。もし、今大会で不公平に感じる部分があったのであれば、五輪では不公平がないよう、より一層の配慮を期待したいところである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)