日本国内で販売される自動車の大半は日本車であり、新車販売台数に占める輸入車のシェアは10%にも満たないのが現状だ。そのため、日本を訪れる中国人の多くは「日本人は日本車を支持している」などと主張しているが、なぜ日本では日本車が売れるのだろうか。

 中国メディアの捜狐はこのほど、米国のトランプ大統領が日本人が米国車を買わないことに不満を抱いていると伝えつつ、「米国では日本車が売れているのに、日本人は米国車を買わないのか」と疑問を投げかけている。

 記事は、米国の自動車市場では「日本車は耐久性が高く、質も高いとして、米国人消費者に支持されている」と伝える一方、日本国内で米国車を見かけることは決して多くはないと指摘。こうした現状に対し、トランプ大統領が「米国人は毎年数百万台もの日本車を購入しているのに、日本人は米国車を購入しないのは不公平」と不満を吐露していることを紹介した。

 一方で、日本と米国の自動車をめぐる不均衡は「一朝一夕で改善できるものではない」と指摘し、日本で米国車が売れないのには「燃費性能が日本車に比べて相対的に悪い」、「車体が大きいため、道の狭い日本では運転しにくい」といった分析があることを伝えた。

 続けて、日本人は米国車などの輸入車を嫌っているのではなく、日本市場が閉鎖的なわけでもないと指摘し、米国車が日本で売れないのは、日本人消費者のニーズを捉えることができていないためだと主張。日本で売れる車は動力性能が高く、車内空間が広い車ではなく、小回りがきき、駐車しやすい車だと指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)