日本人の女性といえば、中国では家事を完ぺきにこなす専業主婦というイメージが強いようだ。実際のところ日本では専業主婦の割合が減ってはいるが、キャラ弁や手作りの小物を作る女性が多いことからすると、家庭的な傾向が強いのは確かだろう。

 中国メディアの今日頭条は11日、ある日本人女性の作る朝食が「精緻」かつ「完璧」だと称賛する記事を掲載した。

 記事によれば、この日本人女性は夫と子ども2人の4人家族だというが、この女性が作ったという朝食の写真を見てみると、いずれも見た目に美しく、ワッフルやコーンフレーク、フレンチトーストなどメニューは毎日異なり、果物やサラダも豊富で、皿や盛り付けも凝っているのが見て取れる。記事は、こんなおいしくて美しい朝食をとることができるのは幸せだと感嘆しつつ、「なぜ日本のお母さんが作る朝食はこんなに精緻なのだろう」と問いかけた。

 子どもが2人もいれば、どんな母親も毎日忙しいはずだが、記事は中国の母親と違うのは、日本の母親は「生活を楽しんでいることだ」と指摘。中国人女性は忙しい生活に忙殺され、こういう「生活のちょっとした記録」をつける人が少ないのだという。実際、アップされた写真はどれも芸術的で、作っている本人も楽しんでいるのが感じられる。

 また別の点として、日常を大切にするこうした生活習慣によって、家族にとって一番必要な「円満」が実現されているとした。平和な毎日を送るのは意外と難しいものだ。記事は、中国人の多くの家庭は一年中忙しく、生活を楽しむゆとりがなく、時とともに顔つきが変わっていき、残るは一抹の後悔だけという状況だと指摘し、この日本人女性の生活を真似てみるように勧めた。

 日本料理を見てもわかるように、日本人は食事は味わうだけでなく、目で見て楽しむことも大切にしている。毎朝マントウ(中国式饅頭)と豆乳で済ませてしまう人も多い中国からするとカルチャーショックなのだろうが、ちょっとした工夫と気持ちで、朝から気持ち良く1日を始められるのは素敵なことである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)