ライバル視する相手と比較して、自分の力量が及ばないことを認めるのは簡単なことではない。もし認めることがあるとすれば、それは圧倒的な差がある場合と言えるが、中国メディアの今日頭条は12日、「自動車という産業において、中国は間違いなく日本に及ばない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本は国土が小さく資源も乏しい国だが、一人当たりGDPやイノベーション能力では中国に勝ると説明し、日本車は品質や燃費性能、信頼性の高さで世界的に有名で、実際に売れ行きも好調だと指摘。日本車メーカーは世界の自動車業界のリーダー的存在であると伝えた。

 続けて、日本を訪れ、日本の路上を走る車を実際に見て「日本車のすごさ」がよく分かったと説明、日本の路上には中国と異なり、外車が少なく、むしろ、スズキやトヨタ、日産、ホンダ、マツダなどの日本車で埋め尽くされていたと説明。さらに、日本ではトヨタとホンダを最もよく見かけたと指摘し、日本国民は日本車を「非常に信頼していることが見て取れた」と説明した。

 一方で記事は、中国の路上にはビュイック、フォルクスワーゲン、アウディ、トヨタ、日産など様々な合弁車であふれていると説明。中国の自動車産業は発達しているはずなのに、中国車を支持する中国人は減っているようにも見えると主張、国民の支持の有無という点で日本と中国の状況は真逆であると指摘した。

 記事が強調している要点は、日本人はトヨタやホンダなどの日本車を「非常に信頼している」のに対して、中国人の中国車に対する信頼は日本人のそれとは対照的であるという点だ。そしてこの点に、日本と中国それぞれのメーカーが製造する自動車のクオリティがはっきり反映されているという見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)