日本最大の歓楽街と称される、東京・新宿の歌舞伎町。そこには様々な国から、様々な背景を持った人が集まっており、それぞれの人生が交錯しあっている。中国メディア・今日頭条は13日、「日本の歌舞伎町にいる中国の女性たちに近づいてみた」とする記事を掲載した。

 記事は、歌舞伎町で働く2人の中国出身女性の人生模様を紹介。1人目はナイトクラブでホステスとして働く広東省出身の女性だ。この女性は中国ではフィットネスコーチとして活動しており、人気があったという。ある日本人の男性利用者から猛烈なアタックを受け、家族の反対を押し切って日本に渡ることを決意、日本で結婚式を挙げたと記事は伝えた。

 結婚後は専業主婦となった女性だったが、夫の仕事が思わしくなく収入が減ったため、外で働くことを夫に提案。夫は「女は家にいろ」と猛反対し、何度も口論となったが最終的に承諾したという。そして選んだ仕事が、歌舞伎町でのホステス業だった。美しい容姿でたちまち人気が出て、1週間で夫の収入を稼ぎ出すようになった。記事は、この女性が「私には専業主婦の生活は馴染まなかった」と語ったことを紹介している。

 2人目は、中国人留学生の女性だ。中国の大学受験に失敗し、家族が大枚をはたいて日本の私立大学に入学させたが、この大学は事実上の「ニセ大学」だった。実際授業はなく、毎日のように衣服や化粧品を買い漁っていたため資金が底をつき、自分の体を売ることで消費レベルを保たざるを得なくなったという。卒業すれば大卒の学歴は得られるものの、卒業後も帰国せずに日本人男性と結婚して「この『黒歴史』を自分の記憶の中に永遠に封印するつもり」とのことである。

 1人目の女性は家計を助けるためという理由があるが、2人目の経歴については同情しづらい。記事は、「多くの中国人が、日本は黄金が散らばっている天国だと思っている。しかしお金を稼ぐのがそんなに簡単なわけがない。異国の地でがんばると同時に、自尊心を持ち、自分を愛さなければならない。なぜなら自国のイメージも担っているのだから」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Luciano Mortula/123RF)