中国人に対して「お金が大好き」というイメージを持っている人は結構いるのではないだろうか。それは、日本人と中国人の「お金に対する意識」が大きく違うからなおさら目立つのかもしれない。

 中国メディア・今日頭条は13日、「中国人と日本人の、お金に対する意識の違い」と題した文章を掲載した。記事は、ある日本人から「中国人のお金儲けに対する欲望はどうして底なしなの」と聞かれたことを紹介。もちろん個人差はあるとしたうえで「全体的には、確かに中国人は日本人に比べて金銭に対する欲求や競争意識がより強い」と説明している。

 そのうえで、日本人と中国人におけるお金の使い方の違いについて言及。日本人は「自分に合っているかどうかなど、基本的に理性的な判断をし、自分に合っていれば高価でもローンを組んで購入する。一方で、安いからと言って大量に買い込むことはしない」と説明した。かたや中国人については「爆買い現象に見られるように、値下げや低価格なものに出会った時にはたくさん買い込む。そうすることで初めて『損をしないで済んだ』と思うのだ。あたかも物は多ければ多いほど幸せだと考えているようである」と論じた。

 記事は「日本人のお金に対する意識は、中国人に比べて明らかに淡白である。両者が互いに補い合うといい。日本人のお金に対する渇望がもう少し強まれば、GDPが2%くらいは高まるはずだ」と結んだ。

 記事によれば、中国国内でも人びとのお金の使い方が数年前とは大きく変わってきているとのこと。かつて結婚式ではご祝儀を持って行くのが普通だったが、最近ではご祝儀を受け取らないばかりか逆に参列へのお礼として金品を渡す人も出てきていると紹介したうえで「本当に時代は変わったものだ」と感嘆している。バブル期の日本と、今の日本では、お金に対する感覚が大きく違う。同じ国であっても時代や社会背景によって変わるのだ。今は金銭的、物質的な豊かさを謳歌している中国社会も、やがては「お金儲けだけが幸せではない」というムードに包まれる日がやって来るかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)