歴史問題や領土をめぐる対立がある日本と中国だが、その一方で毎年多くの中国人旅行客が日本を訪れている。中国には日本に対して愛憎の念が入り交じった感情を抱く人が数多く存在するようだ。

 中国メディアの今日頭条は10日、歴史問題で日本を憎みつつも、現代の日本には愛すべきものが数多く存在すると伝え、まさに愛蔵相半ばする感情を抱く中国人による手記を掲載している。

 記事は、同中国人の見解として「歴史問題を理由に日本に対して恨みの気持ちはある」としながらも、その一方では「日本が大好きでもある」と主張。日本のアニメや漫画、芸術品のように美しく、美味な日本食など、日本には中国にはない魅力が数多く存在し、実際に「これまで4度も日本を訪れたことがある」と伝えた。

 続けて、日本を訪れるたびに「日本に対する感情はより複雑になった」とし、過去の問題を完全に許すことはできないものの、日本社会の秩序、日本人の自制心の強さや礼儀正しさなどを目の当たりにし、日本を認めざるを得ない気持ちになったことを指摘。

 さらに記事は、現在の中国のネット上では「日本」という言葉を見かけただけで批判や罵りの言葉が並ぶと伝える一方、「中国人は過去にとらわれてばかりではなく、日本の長所を冷静になって認めるべきだ」と主張。日本を訪れたことのない中国人はまず一度、訪日したうえで日本という国を自分の目で見てみることをおすすめするとし、「そのうえで日本を批判し、罵り続けるべきかを考えるべきである」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)