中国人はビジネスや商売が上手だという自負があるようだが、中国メディアの捜狐は7日、日本で民泊ビジネスを成功させている1人の中国人経営者について紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国人の海外旅行先として日本は非常に人気が高く、2017年春節(旧正月)の時期も日本は中国人旅行客の渡航先として2番目の人気だったと紹介。また中国国内では近年、日本の家屋デザインの美しさが注目され始めており、多くの中国人が日本での民泊体験を希望するようになっていると説明した。

 続けて、世界のどこにでもビジネスチャンスに目ざとい中国人がいるとして、日本にも民泊ビジネスに携わる中国人がいると説明し、この中国人経営者は日本の有名大学を卒業しており、日本のビジネス環境などにも精通しているという有利な点があると紹介。

 それゆえこの中国人経営者の民泊注文リストの半数は中国人旅行客からのものであると指摘したほか、16年8月に起業して以来、わずか4カ月で民泊用の部屋は10数戸から400戸以上にまで増えたと説明した。

 一方で記事は、民泊用の家屋の清掃について、留学生を雇って清掃させる場合、コストは安いが清掃のクオリティは低くて問題だが、「専門的な訓練を受けた日本の主婦はスピードが速いだけでなくクオリティも非常に良い」と日本の主婦の清掃技術を称賛した。

 日本では空き家率が増加する一方で、日本を訪れる中国人旅行客は年々増えている。中国人向けの民泊事業は空き家の有効活用やホテル不足の緩和にもつながるビジネスといえるが、こうした事業にいち早く取り組み、規模を拡大させている点から言えば、やはり中国人はビジネスチャンスを見つけるのがうまいと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)