国や地域が変われば、そこに住む人びとの習慣も異なるものだが、中国メディアの今日頭条が4日付で掲載した記事は、日本人と中国人の生活習慣の違いをいくつか紹介しつつ、日本人は中国人よりも孔子の影響を受けていることを示す習慣があると伝えている。

 記事はまず、日本人と中国人の食事の習慣の違いを紹介。例えば、中国人は音を立てて食べることを他人に対する失礼なことと見なしていると説明する一方、日本ではラーメンなどの麺類を食べる時に音を立てるのは「美味しいことを表現する方法」だと紹介。

 また、中国では食事を残すことは「お腹いっぱい食べた」、つまり提供された食事が美味しかったことを示す習慣だと説明。一方で、日本では食事を残すと「まずくて食べられない」ことを表しかねないと指摘し、日本で誰かに招待された場合は中国のように食事を残すことは厳禁であるとの見方を示した。

 そのほか記事は、日本人は中国人よりも孔子や孟子の影響を受けていると主張。孔子や孟子は「面倒を引き起こさないこと」や「他人のことに口出ししないこと」は良いことだと教えたと説明し、事なかれ主義の日本人はまさに孔子や孟子の教えどおりに対応すると紹介。例えば日本の店員は顧客からクレームを受けたときに、問題を悪化させないことを理由に、相手に非があってもひたすら謝る習慣があると紹介した。

 「日本人は中国人よりも孔子の影響を受けている」という主張は、ある意味で正しいとも言える。日本には「他人に迷惑をかけない」というマナーがあるが、これは「自分がされたくないことは、他人にもしない」という孔子の教えが実践されているとも言える。もしすべての中国人が孔子の教えを実践していたら、世界中から尊敬される国になっていたかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)