中国メディアの新浪は6日、中国の自動車市場で「コストパフォーマンス」と「デザイン性」を武器に販売台数を伸ばしてきた韓国メーカーが近年は苦戦を強いられていると伝え、韓国車にとってかつての楽観的な環境はもう存在しないと報じている。

 記事は、現代自動車の2016年における中国市場での販売台数は前年比7%増の179万2000台に達したと伝える一方、これは16年末に自動車市場全体の販売が好調だったことも大きな要因だったと指摘。現代自動車はなんとか年間販売目標をクリアすることができたとしながらも、起亜自動車は年間販売目標に到達できなかったと伝えた。

 続けて、韓国は14年ごろに販売台数を急激に伸ばしたと指摘する一方、これは日系メーカーの販売が不調だったことも大きな要因だったと指摘。当時、韓国メーカーは「コストパフォーマンス」と「デザイン性」を武器に、ドイツ系および日系メーカーのシェアを奪うに相応しい存在と目されていたとしながらも、15年の現代起亜グループの中国市場での販売台数は前年比5%減となり、快進撃は終わってしまったと論じた。

 また記事は、17年の中国自動車市場は成長率が低下する可能性があることを伝え、市場環境が16年より厳しくなる可能性があるうえに、現代自動車が大量に新車を投入しながらも16年の成長率が一桁にとどまったことを紹介。

 さらに、日系車が中国で復活を遂げ、ドイツ車も安定して販売を伸ばし、中国車が飛躍的な成長を遂げるなか、韓国車にとってかつての楽観的な環境はもう存在しないと指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)