経済成長を背景に、中国人の食生活は以前に比べて随分豊かになったものの、その一方で生活習慣病を発症する人も増えている。また、環境破壊を主原因とした疾患も増加しているとされ、実際に大気汚染の影響によって死亡する中国人の数は1日4000人に達するとの分析もあるほどだ。

 生活環境が悪化しているためか、中国では人びとの健康意識が以前より高まってきているようだが、中国メディアの捜狐は6日、中国人の間で国外でがん検診を受けることが人気となっていると紹介する一方、日本のがん検診はサービスの質が高く、価格も安いと評価する記事を掲載した。

 記事は、国外では近年、「中国人は金持ち」というイメージが定着していると伝え、確かに国外で買い物を楽しんだり、留学したりする中国人が増えていると紹介。だが、日本でがん検診を受ける中国人は「必ずしも皆が金持ちではなく、中間層の中国人も日本でがん検診を受けるようになっている」と伝えた。

 続けて、中国人旅行客が日本製品を爆買いしたのは「日本製品の質が高く、価格も安く、販売員の接客態度が良かった」という明確な理由があったためであり、「お金を使うに値するもの、サービスがあったため」だと指摘。

 これと同様に、日本のがん検診も中国人にとって「お金を払うに値するクォリティ」であると紹介。中国ではなかなか検査できない細かい点まで日本では検診できるとし、「その価格は中国人が一般的に想像する額をはるかに下回る」と伝え、だからこそ富裕層の中国人のみならず、近年は中間層の人びとの間でも日本でのがん検診が人気となりつつあるのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)