気心の知れた仲間どうしでワイワイ騒ぐのが好きな人が多い一方で、時には自分1人でどこかに出かけたいと思う人も結構いるのではないだろうか。中国メディア・今日頭条は1月31日、「日本の女性はどうして1人で旅行したり、朝食を食べに行くのが好きなのか」とする記事を掲載した。

 記事は、旅行会社がここ10年で家族や友人との旅行よりも1人での旅行を推しているとし、2004年から14年までで、結婚して子どもがいる35-49歳の女性による1人旅が約2.7倍に増加したとの調査結果があると伝えた。

 そのうえで、毎年夏休みの2日間は1人旅行を認めてもらうルールを作っているという女性の例を紹介。もともと明るい性格だったが、出産後に抑うつ症状に悩まされ、子どもが4歳の時に仕事中に突然倒れたと説明したうえで、健康を心配した夫に勧められて1人旅行をしたところ良い変化が生じ、それ以後夏休みに2日間の1人旅行をするようになったと伝えた。

 また、2年前に子どもを生んで以降、子どもの世話と仕事の両方をこなす毎日で疲労が蓄積し、不眠症に陥ったという女性のエピソードも紹介。「自分はどうしてこんなに頑張っているのか。自分の時間がちっともないじゃないか」という自問自答を繰りかえすなかで、思い切って半休を取り、ホテルの朝食を1人で食べに行ったところ「疲れや悩みが消え去り、活力が回復した」としている。

 記事は、「欧米では『職場と家庭のほかに、心身をリラックスする第3の場所を持つべきだ』という言葉が流行している」としたうえで、仕事や家庭に忙しい女性が年に1度でも数度でも1人だけの旅行や1人だけの朝食を楽しんでリフレッシュするというのはいい方法であると評した。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからも「1人の時間は大事」というコメントが数多く寄せられた。日本のみならず、現代の中国社会においても自分だけの時間を欲している人は少なからずいるようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)