ひと昔前であれば「メード・イン・チャイナ」と聞けば「安かろう悪かろう」というイメージを連想することが常だったかもしれないが、中国メディアの新浪はこのほど、メード・イン・チャイナにはすでに世界を制覇している10のブランドもしくは製品があると主張した。

 記事が紹介したこの中国ブランドもしくは製品とは華為技術(ファーウェイ)、DJI、深セン華強北産、太陽光パネル、中国高速鉄道、BYDの電動バス、小米科技(シャオミ)、ハイアール、レノボそして老干媽だ。

 1978年に深セン市で誕生した企業であるファーウェイについて、記事は2008年までに世界の100以上の国でファーウェイの通信設備が使われるようになり、さらに近年はスマートフォンの分野でも著しい成長を遂げ、中国でもシェアを拡大していることを伝えた。

 またDJIについて、06年にやはり深センで誕生した企業であると紹介、小型ドローンの世界シェアの50%を有する企業であり、米ハリウッドが最も使用されるドローンこそDJIの製品であると指摘した。

 さらに記事は深セン華強北産の携帯電話を「アフリカ人が最も愛する携帯電話」と紹介。この携帯電話がわずか170元(約2815円)という低価格で販売されているうえに、携帯電話内部にはUSB端子付きバッテリーが搭載されているため、頻繁に停電が生じるアフリカで重宝されていると説明した。

 ハイアールやレノボの製品は日本でも家電量販店で販売されており、実際に使用している日本人も少なくないだろう。中国製品はもはや「安かろう悪かろう」だけではなく、いずれ日本製品と市場を奪い合う競合になる日が来るかも知れない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)