日本にはレクサス、インフィニティ、アキュラなどの高級車ブランドがあるが、中国メディアの今日頭条が28日付で掲載した記事は、日本の高級車ブランドはなぜドイツの高級車ブランドに及ばないのかと疑問を投げかけ、その理由について考察している。

 ドイツの高級車ブランドと言えばベンツ、BMW、アウディだが、中国ではこれら3ブランドをそれぞれの頭文字を取って「BBA」と呼ぶことが多い。記事は、BBAは中国市場だけでなく全世界の高級車市場でも大きなシェアを獲得していると説明し、これらは誰が見ても「高級車」を代表するブランドであると指摘した。

 一方、日本の高級車ブランドについて、米国では一定のシェアがあるものの、欧州やアジアにおける認知度や販売台数ではBBAに比べて劣っていると指摘し、「日本の高級車ブランドはなぜBBAに及ばないのか」と問題を提起した。

 記事は、この問題の1つ目の理由として「高級感が足りない」とし、日本の高級車ブランドはすべて日本の普通車を「焼き直したものに見えてしまう」と主張、それゆえにどうしても「普通車の面影」を感じてしまうのだと説明した。しかしBBAは生まれながらにして高級車であり、技術も普通車とは一線を画しており、富裕層はそこに魅力を感じているのではないかと考察した。

 さらに別の理由として、日本の高級車ブランドは「ラインナップが不足している」と説明、一方でアウディの場合、小型車のA1から大型車のA8、小型SUVのQ2からフルサイズSUVのQ8まで、製品ラインナップが充実しているのが魅力だと説明。日本の高級車ブランドは中国でラインナップの拡充を行うなど、中国市場を重視する姿勢を見せているものの、少なくとも中国でBBAに追い付くのは「短期間では無理」と論じた。

 一方で、記事には中国のネットユーザーから「確かに中国ではBBAのほうが売れているが、車としてのクオリティは日本の高級車ブランドのほうが良い」、「BBAの口コミはそれほど良くはない。BBAよりレクサスのほうが良い車だというのは、乗ったことがある人ならば知っている」といったコメントが寄せられていた。こうした評価がさらに広まっていけば、中国で日本の高級車ブランドがBBAに追い付くのも決して無理な話ではないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)