アニメやドラマのファンが、自分の好きな作品の舞台となった場所や、作品にゆかりのある場所を訪れることを「聖地巡礼」と呼ぶが、「聖地」を訪れるのは日本人ばかりではなく、わざわざ海外から訪れる熱心なファンも少なくない。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、鎌倉市七里ガ浜の江ノ電「鎌倉高校前」駅を聖地と捉えた中国人が近年増えており、日本人を困惑させていると伝えた。

 中国ではバスケットボールの人気が非常に高く、日本の漫画「SLAM DUNK」も高い認知度を誇る。連載終了から随分時間が経過しているが、日本でも今なおファンが多い同作品は中国でも人気が高く、聖地巡礼として同作品のアニメ版のオープニングシーンに登場する「鎌倉高校前」駅を訪れる中国人が近年増えているという。

 記事は、「鎌倉高校前」駅の踏切遮断器が下りた後、多くの人が電車が通り過ぎる様子を写真に収めようとカメラを構えると伝え、電車が近づくと人びとは一斉にシャッターを切り始めると紹介。そして、こうした人びとのほとんどは中国語を話していると伝えた。

 続けて、日本の漫画やアニメは現実に存在する場所が登場することが多く、SLAM DUNKも同様であると主張。SLAM DUNKファンの中国人は「鎌倉高校前」駅を訪れることで、SLAM DUNKとともに過ごした青春を思い出しているのだと伝えている。

 記事は「鎌倉高校前」駅を訪れる中国人が日本人を困惑させていると伝えているが、実際には踏切内に立ち入るなどのトラブルも起きているようで、マナーのある聖地巡礼を切に願いたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)yokokenchan/123RF.COM)