最近、米国マサチューセッツ州が中国製の地下鉄車両134両を追加購入することを決定したが、ロシアにも中国製造業を高く評価する見方が存在するようだ。中国メディアの今日頭条が27日付で掲載した記事は、ロシアメディアが「中国人に地下鉄を作らせたら、右に出る者はいない」として、中国企業による地下鉄建設の効率を絶賛したことを紹介した。

 記事は、モスクワの都市建設局が「ミチューリン・ストリート」を含む3つの地下鉄駅とこれらを結ぶ2つのトンネルを建設する地下鉄建設プロジェクトにおいて、中国企業の中国鉄建が受注したことを紹介し、同プロジェクトの入札開始価格は250億ルーブル(約481億円)だったが、中国鉄建はこれを229億8000万ルーブル(約442億円)で落札したと説明した。

 設定された開始価格を大きく下回る価格での入札は、中国企業はそれだけ安い価格でも建設が可能であると同時に、十分にもとが取れるということを意味しており、中国以外の国の企業にとってはとても競争できる相手ではないことを意味するだろう。

 また、ロシアにおける地下鉄建設プロジェクトとしては、ロシアが外国企業に発注するのは今回が初めてだと説明する一方、中国による地下鉄建設効率は「他国は到底及ばない」と絶賛。またモスクワ都市建設局の責任者が中国企業の技術を導入することによって、ロシアの地下鉄建設の施工レベルも向上させることができると語ったことも紹介した。

 ロシアメディアによる今回の報道は、中国製造業に大きな自信を与えるものとなったに違いない。地下鉄や高速鉄道以外の他の製造業のレベルが今後向上すれば、日本の製造業にとっても良い刺激となるだろう。そしてそうした刺激は「メード・イン・ジャパン」をさらに向上させるものとなるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)