27日から始まった春節の大型連休で、多くの中国人観光客が日本を訪れている。同日午前9時ごろ、東京都八王子市にある中央自動車道石川パーキングエリアは、連休初日にもかかわらずすでにバスツアーの中国人観光客でごった返し、女子トイレ前には長蛇の列ができていた。

 中国メディア・中関村在線は27日、日本の温水洗浄便座メーカーなどからなる業界団体がこのほど、温水洗浄便座の操作パネルについている各種ピクトグラムのデザインを統一することを発表したと報じた。

 記事は、「日本へ旅行したことがある人なら、日本のスマート便座にはきっと深い印象を覚えたことだろう」としたうえで、日本レストルーム工業会がスマート便座に用いられるピクトグラムの標準デザインを示し、全てのメーカーに統一して採用するよう求めたと紹介。従来はメーカー間で異なるデザインが採用されていたため使用者に混乱を招いたとし、今回の提起によって「便座がより利用しやすくなる」と説明した。

 また、標準デザインが示されたのは便座の開閉、水勢の強さ、乾燥、停止など8種類であるとし、今年4月より導入される見込みであると伝えたほか、今回の措置は2020年の東京五輪で増加する見込みの訪日外国人観光客を想定したものであると紹介している。

 「普通話」(中国語の共通語)や広東語が響き渡る石川パーキングエリアで用を足そうと個室に入ったところ、便座と便器の周辺が水浸しになっていた。どうやら、前に使った人が温水洗浄便座の操作方法を誤り、「噴水」を発生させてしまったらしい。中国人観光客一行の誰かが興味本位で試そうとして失敗してしまったのかもしれないし、日本人の利用者が間違えたのかもしれない。そして、誤動作や誰かが水をこぼした可能性も全くないとは限らない。ただ、便座から水が滴る様子は「便座のピクトグラムの標準化は確かに必要かもしれない」考えさせるものだった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)