世界最大の自動車市場である中国において、日系車の2016年における新車販売台数は初めて400万台の大台を突破した。中国では好調な販売を記録した日系車だが、グローバルメーカーが数多く存在する欧州での販売はどうだったのだろうか。

 中国メディアの汽車之家は27日、欧州の自動車市場は競争の激しい市場であると伝える一方、トヨタが欧州で販売台数トップ10に食い込んだことに対して「欧州人は日本車を買わないなんて無責任なことを誰が言い出したのか」と主張している。

 記事は、「欧州は自動車が生まれた土地」であり、世界中の自動車メーカーが激しく競い合う市場であると指摘。さらに欧州にはドイツやイタリア、フランス、英国など自動車強国の「大本営」が数多く存在し、性能において最高かつ最新の車が常に市場に投入される市場だと指摘した。

 欧州市場である以上、欧州ブランドのほうが有利であるのは間違いなく、2016年の新車販売台数で1位は独フォルクスワーゲン、2位は仏ルノーだったと紹介。3位は米フォードがランクインしたものの、4位から9位まではすべて欧州ブランドだったとする一方、トヨタが日本車メーカーとして唯一10位にランクインしたと紹介した。

 続けて、米国や中国と違い、欧州市場では日本車は決して人気のある存在ではないとし、なぜなら欧州の消費者は操作性を重視する人が多いためだと指摘。燃費や快適性に強みを持つ日本車にとっては苦手な市場であるはずだとする一方、それでも10位に食い込んだことは称賛せざるを得ないことであり、中国で言われている「欧州人は日本車を買わない」という論調は「嘘だ」と指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)