中国では日本に関係するモノを買うこと、日本を訪れることに対して「非愛国的」行為であると批判する声が存在するものの、それでも観光で日本を訪れたり、日本製品を愛用したりする中国人は少なくない。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本製品が大好きで、日本を旅行で訪れたいと夢見る中国人による手記を掲載し、「日本製品を好むことは非愛国的行為ではない」と主張している。

 記事はまず、「アニメやデザインなど、自分は日本らしいモノが大好き」だと主張し、数々の写真を掲載。アニメを通じて日本に関心を持ち、日本好きになる中国人は少なくないが、掲載された写真を見てみると繁華街にあるビルにびっしりと並ぶ飲食店の看板の写真などもある。このような街の光景も中国人からすれば「日本らしくて良い」ようだ。

 続けて、アニメや日本らしいデザインについて魅力を熱く語り、2次元のデザインでも家屋の設計でも日本のデザインはシンプルで明るく、美しいと主張。また、日本の家屋は収納力があって快適そうだと伝え、「見ているだけで住みたくなる」と絶賛した。

 一方で記事は、日本製品や日本らしいモノを絶賛したとしても、これは別に中国を愛していないためではないと主張。むしろ日本らしいモノや日本製品が好きなのは「中国製品に比べて日本製品が良いからに他ならない」と主張。日本に関係するモノを買うこと、日本を訪れることを一律で「非愛国的」行為と見なす中国の風潮を批判した。

 記事の中国人は男性か女性かは分からないが、日本の簡素さのなかにある美に惹かれているようだ。事実、中国では無印良品が若者世代を中心に人気となっており、これは無印良品の「シンプルな機能美」が評価されているためではないだろうか。中国人と言えば、「赤いもの」や「光るもの」、「大きいもの」を好む傾向があるものの、白を貴重としたシンプルな日本らしいデザインを好む人も増えてきているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)