中国はすでに世界最大の自動車市場であり、中国人にとって自動車は決して安いものではないものの、自動車を購入することは特別なことではなくなっている。日系車は2016年、新車販売台数で初の400万台を突破したが、中国では中国車のほか、ドイツ系や米国系、韓国系などと激しいシェア争いがあるのが現実だ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国の自動車市場で絶対的な地位を得ているのはドイツ系であり、日系車はドイツ系に次ぐシェアを獲得しているが、実際に自動車を購入する際には「どちらを買えば良いのだろうか」と迷いを示している。

 記事は、ドイツ車のうち、中国で人気が高いブランドはフォルクスワーゲン(VW)とアウディであるとし、中国人はVWに対して「質が高く、頑丈」というイメージを抱いており、販売台数も非常に多いと紹介。また、アウディは政府官僚が好む高級車という事実によって良好なブランドイメージを確立しており、中国の高級車市場を牽引するブランドであると伝えた。

 一方、日系車は中国市場においてドイツ車ほど高いブランドイメージを確立できていないとしながらも、日系車に対する消費者の評価は「信頼性が高いうえに燃費が良く、コストパフォーマンスの高い車」というものであると紹介。また、日系車はリコールが多いものの、それは「問題があった時に責任を持って対応してくれる証」であるとした。

 中国ではドイツ車と日系車のどちらを買えば良いのか迷う消費者も多いようだが、これについては「自動車がどうしても必要だという場合や、予算があまりない場合」は日系車を選ぶべきだと主張。なぜなら日系車は実用的であり、燃費が良いうえにメンテナンスにコストがかからないので経済的だからだと論じた。

 また、2台目の車として「1台目より良い車がほしい」のであれば、先進的な技術を積極的に採用するドイツ車を購入するのが「メンツも立って良い選択」になるはずだと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)