たいてい人は誰でもできるだけ長く生きたいと願うものだが、中国メディアの中華網はこのほど、日本人の寿命が中国人よりも長いことに注目し、日本人の長寿の秘訣について論じている。

 記事は、日本人の長寿の秘訣についてなされた研究の結果として、「日本人の食生活は最も合理的」と紹介。日本人は脂っぽい食物を控え、新鮮な果物や野菜をたくさん食べるとしたほか、さらに体内の分泌機能にとって重要なヨードを多く含む海藻の摂取量が多いと伝えた。

 続けて、日本人は魚を好んで食べるため、日本人の心臓病の発病率は中国人に比べて「非常に低く」、結腸癌や乳腺癌の比率もとても低いと説明。魚類の油は生活習慣病の予防に効果があると伝え、魚に含まれる各種アミノ酸は人体が必要とするものであるため、日本人の長寿は魚を好んで食べる食生活と関係があると指摘した。

 また記事は、塩分を多量に摂取すると胃がんを始め、腎臓病、心臓病、高血圧などの各種病気を引き起こすことになるため、塩分摂取を控え目にするという日本人の考えは「正しい」と称賛した。

 日本人の寿命が中国人の寿命よりも長い理由について記事が指摘している点に加えて、日本社会には中国社会に比べて健康に関する知識が高いレベルで共有されているという点も関係していると思われる。例えば日本社会ではタバコの煙は自分だけでなく、副流煙によって他人の健康をも損なうことになるという共通認識があるが、中国ではこうした点に留意する人はまだ少数だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)