日本を訪れる中国人旅行客が年々増加し、訪日経験のある中国人がインターネット上で日本に対して好意的な書き込みをするケースも増えている。だが、中国の人口から考えれば、日本を訪れ、真実の日本を知っている中国人は全体のごく一部に過ぎない。

 中国メディアの今日頭条は25日、日本に対してさまざまな先入観を持っている中国人は非常に多いと伝え、日本を訪れて「初めて誤解であることを知った事柄」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、他国を訪れた際に「想像とまったく違っていた」という経験は誰でもあるものだと伝えつつ、日本も中国人の「想像と違っている国」であると指摘。多くの中国人は日本という国に対して「理解し難い、不思議な国」であると認識していると伝える一方、実際の日本は想像していたような国ではなかったと論じた。

 続けて、訪日して「初めて誤解であることを知った」という1つ目の事柄について、「日本人のファッション」を挙げた。東京・原宿には個性的なファッションに身を包む日本人がいるが、こうした個性的な部分だけが過度にクローズアップされた結果、日本人のファッションは誰もが個性的だという誤解を抱いている中国人もいるようで、「日本社会はどのようなファッションに対しても寛容」だと誤解していたと紹介した。

 日本の社会人はスーツを着用することがまだまだ一般的であることを考えると、身なりやファッションについては日本人はむしろ保守的であり、「日本社会はどのようなファッションに対しても寛容」、「日本人のファッションは誰もが個性的」という認識は確かに誤解と言えるだろう。

 また、中国人の多くは「日本人は痩せていて健康的」と認識しているようで、日本には健康に良い食べ物が数多くあるのだと誤解していたと紹介。だが、日本各地のいたる場所にあるコンビニエンスストアには美味だが太りやすい食べ物が数多く売られていると伝え、日本人は数多くの誘惑のなかで健康的な体型を維持していることが分かったと紹介している。

 そのほか、中国人が日本や日本人に対して抱く誤解の1つに、日本人は野蛮で凶悪な人たちというものが挙げられるだろう。これは中国国内で連日のように放送されている抗日ドラマの影響であり、このようなイメージを抱きながら日本を訪れると「現実の日本人は非常に親切で友好的だった」と驚く中国人も多いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF)