古代中国から伝わり、現代の日本社会で非常に強い存在感を示している中国文化の1つに「漢字」がある。中国メディアの中華網は22日、なぜ日本は漢字との関係を断つことができないのかというテーマについて論じる記事を掲載した。

 記事は、唐朝時代の中国は当時の日本よりもはるかに先進的であったため、中国から伝わった「漢字」は日本の支配階級の文書などに直接取り入れられたと説明。そして日本では「真名(まな)」とも呼ばれている漢字は、当時の日本人にとって複雑であり、習得するのが難しい文字だったため、漢字の一部分を用いた「仮名」つまり平仮名や片仮名などの文字が発明されたと説明した。

 さらに、かつて日本が西洋文化を吸収しようとしていた時代に、漢字は文化の発展を阻害する文字であり、廃止すべきだと見なされたことがあると紹介。これと似たような問題は韓国でも生じたと説明したが、日本は韓国ほど徹底的な処置を取らず、まず漢字の数量を減少することに着手し、日本は1946年に1850字の漢字を掲げた「当用漢字表」を公布したと紹介した。

 一方で記事は、当時の日本人は日本語表記と漢字は「関係を断つことができない」ことを認識するに至ったと説明、そのため日本は1981年に95字を追加し1945字を掲げた「常用漢字表」を新たに公布したと紹介した。

 中国から伝わった漢字は、間違いなく日本人の生活やその文化に計り知れないほどの大きな影響を与えている。古代中国の人々が知恵や文化の点でいかに優れた存在だったかということを思わずにはいられない。しかしこの漢字文化を見事に吸収また独特の方法で改変し、美しい日本文化の形成に活用した日本人の知恵も強烈な光彩を放っている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)