日本と中国は尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって対立しているが、中国人民解放軍が強硬手段に出たり、日本と中国の間で本気の戦争がぼっ発すると考えている日本人はほとんどいないのではないだろうか。中国メディアの今日頭条は22日、「日本はなぜ強大な軍事力を持つ中国を恐れないのか」というテーマについて論じる記事を掲載した。

 記事は、中国人民解放軍について、20-30年前の中国はただ士気が高いだけで武器や兵器は世界の軍事大国との間に明らかな差があったが、現在その差はかなり小さくなっているだけでなく、追い越す勢いさえあると主張。さらに、人民解放軍の陸・海・空軍の規模はとうに日本を追い抜いているほか、日本の現在の戦闘機数は中国が有する戦闘機数にはるかに及ばないだけでなく、日本の艦艇についても中国に比べて全く比較にならないほど劣ると指摘した。

 続けて、中国の現在の軍事力はすでに日本を追い抜いているにもかかわらず、日本人はまったく人民解放軍を恐れていないと紹介し、「これはどうしてなのか?」と疑問を提起。

 この疑問の答えとして、記事はロシアの軍事専門家の分析を紹介、この軍事専門家は日本が中国を恐れない大きな理由の1つは、「日本人は米国による軍事的支援が決して弱まることがないと考えているため」と主張。また、日本に対する米国の技術的な支援のおかげで日本は軍事にも転用できる技術で世界トップレベルの力を有しており、こうした点も日本が人民解放軍を恐れない理由として挙げられると説明した。

 軍事力によって他国に恐怖を感じさせようとする国は決して他国の支持を得ることはできない。中国が世界のリーダーになることを望む中国人もいるが、もしその実現を望むのであれば、中国は世界がより協調し合うことができる手段を取るべきだが、南シナ海で中国が取っている行動を見る限りは中国が世界のリーダーになることは不可能だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)