寒い冬は運動不足になりがちな季節。ちょっと体を動かしたいという人にお勧めなのが屋内プールである。「冬に水泳なんて」と思う人が多いのかこの時期は利用客が少ないうえ、屋内は快適な温度だ。そしてなにより、浮力が使える水中運動は体への負担も少ないのだ。もちろん、十分な準備運動と、無理をしないことが大前提である。

 中国メディア・生命時報は24日、「日本には水泳を行う病院がある」とし、日本の病院においてリハビリや疾病予防などを目的として水中運動が盛んに取り入れられていることを伝える記事を掲載した。

 記事は「病院というと薬が出て、注射を打ち、手術を行う場所というイメージがあるが、日本の一部病院では水泳で患者のリハビリを支援しており、優れた効果をあげているのだ」と説明。愛知県にある大学付属病院では1990年代より妊婦の健康維持や体力づくりを目的とした水泳トレーニングが取り入れられており、これにより「安産になるほか、新生児の抵抗力も非常によくなる」と紹介した。

 また、妊婦に加えて小児科方面でも早産児や喘息などの疾病をもつ児童に対して水泳療法が取り入れられているとしたほか、リウマチや頸椎病、その他慢性病など患者についても具体的な状況に合わせた強度での水中運動が行われていると伝えた。

 どの小中学校にもプールが存在し、公共のプールも数多く存在する日本に比べると、中国では市民スポーツとしての水泳の普及はまだ初歩的な段階と言える。このような背景も、中国メディアが日本で広く行われている水中リハビリに注目する要因の1つとしてあるのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)