世界最大の中国自動車市場において、日系車の2016年における新車販売台数は400万台を超え、過去最高を記録した。中国メディアの今日頭条はこのほど、日系メーカーは中国で「逆襲に成功した」と伝えている。

 記事は、日産の中国における新車販売台数は前年比8.4%増の135万4600台、ホンダは同24%増の125万6000台、トヨタは同8.2%増の121万4000台、マツダは同21.4%増の28万5700台だったことを紹介。政治の影響によって日系車の販売が低迷していたのも「今は昔」であるとし、16年は日系各メーカーが「全面的に復活した」と論じた。

 続けて、日系メーカーは中国で「逆襲に成功した」のは「決して偶然ではない」と指摘したうえで、ホンダは16年に小型車、中型車、セダン、MPV、SUVなど、中国の主流な市場すべてに新車を投入したと紹介。また、トヨタは売れ筋の車種の新型や中国で高く評価されるターボエンジンを搭載した車種を投入することで、市場における競争力を高めたと指摘した。

 また記事は、日系各メーカーは近年、中国で「小型車戦略」と「若年化戦略」を推進しており、中国の若年層の取り込みに精巧していると指摘。また、16年に実施された減税政策の恩恵もあり、小型車の販売が伸びたとしたほか、中国自動車市場で急成長を続けるSUV市場に積極的に新車を投入したことも「日系車が中国で逆襲に成功した要因」であると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)