中国の環境保護情報メディア・北極星節能環保網は22日、日本の大阪にある清掃工場を見学した中国人の感想を紹介する記事を掲載した。環境保護意識の高さが中国のネット上でしばしば紹介される日本のゴミ処理施設を見て、どのような印象をもっただろうか。

 記事は、今月16日に「好奇心を満たすため」に大阪府枚方市の清掃工場を見学したと紹介。高さ100メートルあまりの煙突に登れるコースと、工場内部が見学できるコースがあり、後者を選んだとした。工場を訪れる前は30分程度で見学が終わると考えていたようだが、「結局全部合わせて3時間滞在することになった」と説明している。

 そのうえで、工場内部の様子を紹介。内部には様々なパイプが張り巡らされていると同時に「とてもきれいで汚れひとつ見当たらない」と伝えた。また、工場の入り口にはゴミ処理の状況が表示される電光掲示板があること、作業員の数は少なく、ゴミ処理がすべて自動化されていることを説明し、「感嘆を禁じ得ない」とした。

 記事は、「清掃工場に多額の資金を投入する一方で、そこから電力を作ることでメリットを保っている」とするとともに、全く汚染が発生しないゴミ処理方法に対して「本当に敬服した」と説明。「わずか3時間の体験だったが、多くの利益が得られた。日本滞在中に機会があれば、汚水処理場、下水処理場も見に行って見たい」としている。

 日本の清掃工場では、単に収集したごみを焼却するだけではなく、焼却することで出る熱を発電に作ったり、温水プールなどの公共施設に利用したりする。こういった点も、ゴミの分別、汚染を生じさせないゴミ処理方法とともに、日本の清掃工場を見学した中国の人びとに深い印象を与えるようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)