日本のソフトパワーコンテンツの代表として世界的な人気を誇る、アニメやマンガ。特に中国では日本のアニメやマンガを愛する人が少なくないが、他にも多くの中国人の興味を引く文化が日本にはある。それは、鉄道の文化だ。中国メディア・今日頭条は19日、「日本はやっぱりアニメ大国だ。鉄道会社までもがこの世界に入り込んできた」とする記事を掲載した。

 記事は、昨年12月初めごろにJR東日本の駅構内に「男の誇りも、夫の覚悟も、父の力強さもすべてDBが教えてくれた。」といったキャッチフレーズが書かれた謎のポスターが掲示されたと紹介。そのポスターは中年サラリーマンや男性い駅員が腰を低く落として立ち、体の方に引き寄せた両手部分には青いエネルギーボールのようなものが描かれていたとした。

 そして、話題を集めたこのポスターが、今月10日から来月27日までJR東日本で行われているドラゴンボールスタンプラリーの「伏線」だったと説明。このイベントは東京を中心とした65駅に設置されたドラゴンボールのキャラクタースタンプを、電車に乗って集めて回るものであるとし、一定数のスタンプを集めるか、コンプリートを達成すると記念品がもらえると紹介している。

 さらに、スタンプラリーに合わせて東京駅では「元気玉ラーメン」、「ドラゴンボール焼売」など同作品にちなんだ飲食メニューも提供されていること、コンプリート達成者が参加できる抽選では「ドラゴンボール超」の録音現場見学権が1人にあたることなどを伝えた。

 このイベントを知った中国のネットユーザーからは「敬服に値するイベント。異なる商業分野が広く協力することでさまざまな商業的メリットを実現するうえ、文化的にも市民の日常を豊かにする」、「面白い。国内でも優れたマンガやアニメを起用してこういうイベントをやってほしい」といったコメントが寄せられている。

 日本各地の鉄道やバス会社では、夏休みや春休みを中心に様々な趣向を凝らしたスタンプラリーイベントが開かれる。その多くは、人気のアニメやヒーローキャラクターとコラボレーションしたものであり、子どもたちやその保護者、アニメファンそして鉄道ファンの興味や関心を引く。今月27日から始まる春節の大型連休、このイベントを目当てに日本を訪れようという中国のアニメファン、鉄道ファンもいることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)