海外を旅行で訪れる中国人にとって、買い物は今なお主要な渡航目的の1つだ。韓国を訪れる中国人旅行客にとっては化粧品などが人気のようだが、中国人旅行客のマナーが韓国で問題となっている。

 中国メディアの環球網は19日、韓国メディアの報道を引用し、韓国を訪れる中国人旅行客が韓国で新しいスーツケースを購入後、古いスーツケースや服、靴をホテルの部屋内にそのまま捨てていくケースが増えていると伝えている。

 記事は、ホテルの関係者の話として、中国人旅行客は韓国の百貨店などで新しい服や靴を購入すると、中国から韓国を訪れる時に着ていた服や履いていた靴を古いスーツケースに詰めたまま、ホテルの客室に捨てて帰ると伝えた。さらに、ホテル側が中国人旅行客に連絡を取ると、中国人は「保管しておいて欲しい」と述べるものの、取りに帰ってきた中国人はいないと伝えた。

 さらに、韓国ソウル市の繁華街にある複数のホテルでは、中国人旅行客が捨てていくスーツケースが共通の問題となっていると伝え、ホテル側がスーツケースのごみ処理費用を負担していると紹介。また、中国人旅行客は隠れてスーツケースを捨てていくケースが多いため、処理費用を請求することは難しいのが現状だと伝えた。

 中国人旅行客のマナーをめぐる問題やトラブルは日本でも頻発している問題だが、ゴミをめぐる問題としては、韓国や日本の空港では免税店で爆買いした商品をロビーで開封し、包装や袋をそのまま捨てていくという問題が起きたことがある。旺盛な消費が世界で歓迎されているが、いくらなんでも中国人旅行客のマナーは目に余るものがあると言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Natthapon Ngamnithiporn/123RF)