宇宙航空研究開発機構(JAXA)が15日、世界最小級ロケット「SS-520 4号機」を打ち上げたが、「飛行中に機体からのテレメータが受信できなくなった」として第2段モータの点火を中止した。

 打ち上げは失敗に終わったものの、中国メディアの参考消息は17日、「日本の世界最小級ロケットの打ち上げは最終的に失敗したものの、日本のロケット関連技術はすでに成熟しているというのが業界の見方である」と伝えている。

 記事は、「SS-520」は商業利用が目的のロケットであるとしながらも、軍事に転用できる能力があるのは間違いないと主張。日本は近年、軍事に転用が可能な固形燃料ロケットの開発に注力しているとし、例えばイプシロンロケットは運搬や射座据付、打ち上げまでが簡易という特徴があると主張した。

 続けて、イプシロンロケットが持つ特徴は商業利用のロケットとしては大きな意義を持たないものであるとし、何らかのほかの用途を想定しているのではないかと疑問を抱かざるを得ないと主張。

 また、近年の日本では核保有をめぐる議論が存在するのも事実であるとし、日本は核兵器および弾道ミサイルの分野において、技術と原材料の基礎を持つのは事実であり、「日本の防衛費が増加の一途を辿っている以上、国際社会は心の準備をしておく必要があるのかもしれない」と主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)