日本人の民度の高さに見倣うよう勧める報道は中国では非常に多いと言えるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、民度向上というテーマにおいて議論するならば、日本人にも中国人に見倣うべき2つの点があると論じている。

 記事は、欧州のホテル経営者1500名を対象に過去に行われた旅行客実態調査において、ホテル経営者たちは日本人旅行客の民度が最も高いと評価したと紹介。日本人旅行客の民度は確かに高く、日本を訪れた中国人からも「日本人の民度は確かに高い」という証言が相次いでいると指摘した。

 しかし、日本人にも民度の点において改善すべきことが2つあるとし、1つは日本では立ち小便する人が多いこと、もう1つは公共の乗り物で高齢者や妊婦、身体の不自由な人に席を譲る人が少ないことだと説明した。

 記事は、日本で長く生活しているという中国人学者の観察を紹介、日本人男性の酔客は夜になると壁や電柱など様々な場所で、あるいは女性が近くを歩いているにも関わらず、立ち小便をすると説明。こうした行為は台湾・香港からの旅行者たちも気づいていると紹介した。

 一方、中国人の場合は路上で小便をするのは恥ずかしい行為であるという意識を持っており、また中国では子どもたちは率先して席を譲るように教育されているとも説明。この2つの点で日本人は中国人に見倣うべきだと結論した。

 記事が指摘する2つの点は日本人全体の習慣ではなく、ごく一部の人のものだと言えるが、それでも立ち小便をする酔客がいるのは事実であり、妊婦や高齢者が公共交通機関で立っている様子を見かけることもある。われわれも中国メディアの指摘を受け止め、改善していくことが必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)