日本では少子高齢化が大きな問題となっているが、それは中国も同様だ。中国は一人っ子政策の実施によって出生数が歪み、その結果として人口全体に占める高齢者の割合が高まっている。だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は中国に比べて高齢者が幸福に生活することが可能な「養老天国」だと伝えた。

 記事は、中国の高齢者に対する福祉は整備されつつあると伝える一方、この点で日本は中国を圧倒的に上回っていると指摘。中国には高齢者が楽しめる街や娯楽場は少ないと指摘。日本人は高齢者向けのショッピング街を造り出しているだけでなく、高齢者の生活のために行き届いたサービスを提供していると称賛した。

 この事例の1つとして記事は、東京の「巣鴨地蔵通商店街」を紹介。この長さ800メートルほどの商店街には毎年800万人の高齢者が訪れると説明、通りの両側には高齢者用の服飾店、生活用品店、健康器具販売店、薬局、化粧品店、食べ物屋、カラオケ店などが並んでいると紹介。「ここには高齢者が好きなもの全てが揃っている」と絶賛。また、若者たちもこの街で両親への贈り物を探すことができると称賛した。

 さらに、日本には高齢者のために設計された「神器」が存在すると紹介。神器の例として「携帯入れ歯洗浄器」、「介護用おはし」、LEDライト付ルーペが付属した「ユニバーサル爪切り」、「QRコード付き爪シール」、「携帯救命バッグ」などを挙げ、これらの神器はすべて「高齢者の生活の質を向上させ、より便利に、より生活の幸福感を向上させるためのものである」と指摘した。

 記事は、高齢者に対する日本社会の配慮を絶賛しており、高齢の両親や知り合いがいる中国の読者に対して、巣鴨を訪れ、こうした神器をお土産としてプレゼントすればきっと喜ばれるに違いないと説明している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)kuremo/123RF.COM)