日本政府観光客によると、昨年1月から11月までに日本を訪れた中国人観光客数は、前年同期比28.0%増の594万5500人だった。10月と11月は推計であり、12月の数値は出ていないが、年間で史上初めて600万人を超えたことは間違いなさそうである。

 中国メディア・今日頭条は、「中国人が日本旅行する際、90%は必ず行く場所」とする記事を掲載した。数ある観光地のなかで、ほとんどの中国人観光客が1度は訪れたことがあるとされた場所は、東京の上野だ。

 記事は、外国人観光客に人気のスポットである上野には「日本初の公園」である上野恩賜公園のほか、周囲には多くの商店街も存在すると紹介。上野にやってきた観光客が最初に行く場所は「アメ横」として有名なアメヤ横丁であるとし、戦後徐々に商業エリアが形成された同横丁は、今や東京の中でも有名な観光地の1つになっていると説明した。日本らしい衣服や靴が売られているほか、付近にはドラッグストアもあるとしている。

 また、ショッピングに興味がない人には商店街付近にある徳大寺へ行くことを勧めている。地震や第2次世界大戦でも損壊しなかったという徳大寺について記事は「小さいものの、景色は壮観である」とし、カメラ愛好者にとって良い撮影スポットになっていることを紹介した。

 記事はさらに、上野には居酒屋や飲食店も充実しており「非常に濃厚な日本グルメを堪能することができる」と説明。食事に舌鼓を打ち、それから風景を眺めるのは非常に乙なものであり、現地の雰囲気を感じることができるとした。

 記事が紹介した以外にも、上野には動物園のほか、美術館や博物館も多数存在する。そして、絶好の花見スポットであることでも知られている。普段から外国人観光客の姿を多く見かける上野エリアだが、まもなくやって来る春節、そして3月末から4月初めにかけての桜のシーズンには、今年もより多くの中国人観光客が足を運ぶことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF)