中国のネット上では、日本の社会や生活習慣に関する情報が絶えず紹介されている。その際によく用いられるのが、「変態」あるいは「奇葩」(クレイジー)という言葉だ。日本人にしてみれば実に不快な表現だが、中国人が日本に対して「文化も習慣も似ている」というイメージを抱きがちなだけに、違いに対する驚きが大きくなるのだろう。

 中国メディア・今日頭条は9日、「日本の民族は多分にクレイジーだが、これらの文化は取り入れる価値があるかも」とする記事を掲載した。記事は冒頭、「日本は奇妙な発想が種々存在する国であり、クレイジーな事柄やおかしな文化習慣が多い」と紹介。一方で、その一部には「見たところ取り入れる価値を持つものもある」として、日本でよく見かける9つの事柄について紹介している。

 記事が取り上げたのは、さまざまな物を売る自動販売機、仕事中の居眠り、カプセルホテル、給油ノズルが天井吊り下げ式のガソリンスタンド、無料のポケットティッシュ配り、機能満載の便座、走行すると音楽が流れる道路、猫カフェ、地域の防災無線放送だ。

 自動販売機やカプセルホテル、便座については近ごろ盛んに紹介されており、特に珍しさはない。休憩時間に少し目をつぶって仮眠するのはいいが、仕事中の居眠りは問題だ。そして、吊り下げ式の給油機はセルフ式のスタンドで使用できず、日本では近年急速に数が激減していることを知る由もないだろう。

 ポケットティッシュ配りは、市民のモラルも試される。故意に何度も往復して大量のティッシュをもらう、傍に置いてあるティッシュがいっぱい入った段ボール箱に「それっ」と群がるような光景が容易に想像できるようでは難しいかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)