中国の経済成長により、上海など一部の都市は著しい発展を遂げた。特に高層ビルやインフラなどのハード面においては日本の都市部と同等の発展を遂げているが、ソフト面ではやはりまだまだ差があるようだ。

 中国メディアの今日頭条は8日、日本を訪れた中国人旅行客の多くは「日本の鉄道サービスに感動を覚えるものだ」と伝えつつ、中国の鉄道はハード面では大きな発展を遂げたが、サービス精神やサービス意識では日本に「到底敵わない」と伝えている。

 記事は、日本は鉄道が非常に発達した国であり、日本には1万に迫る数の駅があると伝え、都市部には鉄道網がまるで蜘蛛の巣のように張り巡らされていると指摘。日本人が鉄道を好むから鉄道が発達したのか、鉄道が発達したから日本人は鉄道を好んで利用するのかは分からないとしながらも、鉄道は日本人にとって日常的に利用される公共交通機関であると伝えた。

 続けて、日本の鉄道サービスの質は中国を圧倒的に上回っているとし、新幹線であろうと地下鉄であろうと、車両内部は非常に清潔で静かであり、車内の座席や吊革の高さなどは乗客の使いやすさを最優先しているとし、こういった点でも「中国のサービス意識はまだ日本には到底及ばない」と論じた

 また、日本には車窓からのパノラマ展望が楽しめる鉄道車両など、個性的なサービスを提供する車両もあると紹介。なかには足湯を楽しめる新幹線車両もあるのだが、こうした車両は単なる交通手段という枠を超え、乗客に鉄道の旅の楽しさを提供するものだと称賛した。

 さらに記事は、中国国内でも鉄道産業が著しい発展を遂げたとしながらも、そのサービスは「単なる交通手段という枠を超えれず、画一的」であると指摘。中国の現状に比べれば、「日本はさすがアジアの鉄道王国と称賛せざるを得ない」と論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)