中国メディア・舜網は5日、「日本では、毎回の健康診断でVIP待遇が受けられる」とし、日本で人間ドッグやがん検査などの健康診断を受ける際に感じられる快適さについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本で健康診断を受ける際には事前に予約が必要であり、1-2カ月前に予約しておくのが一般的であると紹介。午前7時30分から始まり、身長・体重測定、眼圧、採血、心電図、超音波などの様々な項目を受けるが、人によって受ける項目が違っていることもあり、長蛇の列で順番を待つようなことは起こり得ないとした。

 また、各検査は、それぞれ別の部屋で行われ、検査が終わると廊下にあるソファーに座り、程なく次の検査項目で名前が呼ばれるようになっていると説明。受診者のプライバシーにも配慮がなされており、婦人科検診では脱衣専用の空間があるほか、医師から全身が見えないようになっていると紹介している。

 さらに、テレビやマッサージ椅子、各種新聞雑誌が用意された休憩室があること、昼食は病院内の食堂でとることができ、複数のメニューが用意されていること、健康な飲食習慣に関する注意事項などが書かれていることなども併せて伝えている。

 記事は、日本では検診の結果について「必ず2人以上の医師が判断することになっている」と説明。検査当日に行われる医師との面談では大まかな検査結果をもとに医師から注意やアドバイスを受けるが、具体的な結果や所見については後日、本人宛に郵送されるとした。

 日本政府が医療ツーリズム振興の一環として設置した医療滞在ビザの中国人に対する発給数は、設置年である2011年の31件から翌12年以降109件、168件、507件、829件と急増している。16年の統計はまだ出ていないが、15年を上回る医療滞在ビザが発給されたことは間違いなさそうだ。そして、今年はさらに多くの中国人が医療目的で日本を訪れることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)