日本と中国は海で隔てられているとはいえ、隣国同士の関係にある。日本を訪れる中国人旅行客が増加傾向にあるとはいえ、日本人と中国人の相互理解はまだまだ不足しているのが現状だろう。

 中国国内では連日のように抗日ドラマが放送されているため、抗日ドラマに登場する意地悪な日本兵のイメージを現代の日本人に当てはめている中国人も少なくないが、そのほかに中国人は日本人についてどのような偏見や誤解を抱いているのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人が日本人に対して抱いているという間違ったイメージと偏見について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日中間には歴史問題があるうえ、文化も違うと指摘し、中国人は日本人と「簡単には分かり合えないようだ」としながらも、中国人にとって日本人を知ることは「勝つためには何よりも重要だ」と主張。だが、日本人が中国を理解しているのに比べ、中国人はあまり日本を理解できていないとし、それどころか中国人は日本人に対して間違った認識を抱いていると論じた。

 続けて、中国人が日本人に対して抱いている間違った認識としては、「日本人は漫画ばかり読んでいる」、「日本人は寿司を主食にしている」、「日本人女性は誰もが良妻賢母になる」というものなどがあると紹介。

 一方で、こうした認識は正確ではなく、「日本の若い世代も今や漫画ではなく、スマホゲームに熱中している」、「日本人の食は非常に多元化しており、寿司を1週間に1回食べる家庭は少ない」と論じた。また、日本人女性についても「中国人男性は美化しすぎる傾向がある」とし、日本の家庭では女性のほうが「圧倒的な強い権限を持つ」場合があるとしたほか、「日本のドラマを見ていると、結婚後に不貞をはたらく日本人女性は少なくない」と主張。ドラマの内容をもとに「日本人女性は良妻賢母ではない」と強引に結論付けた。

 記事が紹介した「中国人が日本人に対して抱いている間違った認識」は確かに事実に合致しているとは言えず、中国人の日本に関する知識がいかに浅いかを如実に示していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)