正月三が日、日本国内では多くの地域で比較的穏やかな天気となり、各地の初日の出スポットでは多くの見物客で賑わった。そして、冬の透き通った空もあり、関東一円では雪化粧をした初春の富士山がくっきりと見えた。一方、大気汚染に悩まされている中国・北京では、激しいスモッグの年明けとなった。

 中国メディア・今日頭条は2日、高さ243メートルの東京都庁展望台からみた東京の風景が非常に壮観で美しいとする写真記事を掲載した。記事は、東京・新宿の黄金地帯に聳える高さ243メートルの東京都庁について「非常に風格がある建物だ」としたうえで、その展望台から見られる景色を紹介している。

 紹介された画像の多くは快晴ではなく雲が多い。しかし、秩序正しく立っている大小様々なビル群が遠くまで続き、その先には地平線が見える。決して派手さはないがすっきりとした印象だ。記事は、ビルが立ち並ぶ様子を魚の鱗や櫛の歯が並ぶ様子に例えたうえで「盛大かつ壮観である」と評した。

 記事を見た見た中国のネットユーザーからは「ウルムチよりビルが低い」、「上海の方が壮観だ」、「緑が少ない、道路が狭くて曲がっている、ビルも低い。東京は清潔である以外は特徴がない」、「高いビルが無いのは地震が理由かな」など、ビル群の背の低さを指摘する声が多く寄せられた。

 一方で「都市の競争力はビルの高さが示すわけじゃない」、「貧しい国こそ高いビルをたくさん作ろうとするのだ」、「無知な奴が多い。経済、環境、細かい部分、民度どれをとっても中国の都市が東京に追いつくには100年はかかる」との意見も。そして「なんてことだ、スモッグがないじゃないか」との感想もあった。

 せっかく見栄えのいい高層ビルを建てても、周辺地域を一望できる展望台を作っても、スモッグが空を覆っていてはそれこそ宝の持ち腐れだ。北京など中国の都市は一日も早く大気汚染の問題を解決して、美しい景観を取り戻して欲しいものだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Lucian Milasan/123RF)