近年、中国は軍備の増強を続けており、空軍ではステルス戦闘機の開発・配備を推進しているほか、海軍でも空母や駆逐艦の建造を積極的に行っている。すでに軍用機や軍艦の数では中国は日本を大きく上回っている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国が戦闘機の開発など積極的に軍備増強を行っていることを伝えつつ、日本も米国から最新の戦闘機を調達していると主張、将来的に日本と中国のどちらの航空戦力を優位に立つかを分析する記事を掲載した。

 記事は、香港メディアの報道を引用し、中国は将来的に第5世代戦闘機にあたる殲20(J-20)を500機配備する計画だと紹介したほか、ロシアから120機のSu-35を購入する計画もあると伝えた。

 一方の日本は将来的に最新鋭ステルス戦闘機「F-35」が配備されることになると紹介し、中国の一部の軍事専門家は「アジアには将来的に1000機のF-35が配備され、そのうち日本に600機が配備される可能性がある」と見ていることを伝えた。また、近い将来における日本の航空自衛隊と中国空軍の戦力はどちらが優勢になるのかと疑問を呈し、その答えとして、「日本が優勢になる可能性がある」と主張した。

 続けて記事は、「日本優勢」の根拠の1つとして、中国空軍は殲20とSu-35のそれぞれ独立した2つの戦闘機を運用するためには2つのシステムを併用しなければならない点にあると説明。一方の日本は600機のF-35が配備され、F-35だけを運用するとなれば1つのシステムを使用すれば良いことになると指摘、「日本のようなソフトに精通した国」にとってはF-35を自国がより使いやすいように変更することは非常にたやすいと指摘した。

 つまり記事は、航空戦力を比較するのに重要となるのは個々の武器の性能や数量より、それを手足のように駆使するためのシステムであると論じている。ただし、記事の内容はいくつかの仮説に基づくものであり、日本が近い将来本当に600機のFー35が配備されるかは不明であることは間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)