中国メディア・今日頭条はこのほど、「世界で最も魅力的な都市ランキングで東京が1位、中国は1つも入らず」とする記事を掲載した。

 記事は、米国の有名な旅行雑誌が先日実施した「米国以外で最も魅力のある都市」についての読者投票が発表され、1位が東京、2位が京都となったことを紹介。昨年1位だったイタリアのフィレンツェが3位に後退する一方で、9位だった京都が2位へ、15位だった東京が1位へと大きく躍進したとした。

 また、米国で影響力が高いとされる別の旅行雑誌においても、京都が2年連続でナンバー1の観光都市に選ばれたと説明。「日本の日本政府観光局の統計では、米国から日本にやって来る観光客数は29カ月連続で新記録を更新した」と伝えている。

 記事が紹介したのは、日本政府観光局が10月に発表した内容のようだ。「米国の有名な旅行雑誌」とは「コンデ・ナスト・トラベラー」、「影響力が高いとされる別の旅行雑誌」は「トラベル・アンド・レジャー」を指す。そして「京都が2年連続で1位」に選ばれたのは2015年の話であり、2016年のランキングでは6位に転落している。なお、双方のランキングトップ10には中国の都市は1つも入っていない。

 この記事を見た中国のネットユーザーからは、中国の都市が入っていないのは止む無しとの意見が数多く寄せられた。「文化的影響が少なく、個人のモラルが低く、どこへ行っても同じ」、「中国の都市は性とお金以外に引き付けるものがない」、「中国の都市はもはや自らの文化を失ってしまった。人情味もない」とのコメントが残され、多くのユーザーが賛同を示している。

 その土地独特の古き良き文化が十分に残っている、あるいは美しい自然が残っている、それでいて交通や宿泊などの設備がしっかり整っている場所が、魅力のある観光地として多くの人から愛される。一部ネットユーザーのコメントからは、現在中国に最も欠けている物が何であるかを窺い知ることができるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)