反日感情が根強く残り、日系車の排斥を叫ぶ声が存在する中国だが、それでも日系車の販売が好調なのは、燃費性能の高さや維持費の安さ、そして故障の少なさと行った信頼性が中国の消費者に高く評価されているためだろう。

 中国メディアの捜狐はこのほど、中国車のなかにも近年は販売を伸ばしている車種があることを伝える一方、「果たして中国車は10年間も乗り続けることができるだろうか」と問題を提起しつつ、日系車が中国で売れるのは「日系車は10年乗っても問題が起きない」可能性が高いためだと指摘している。

 記事は、中国の自動車市場では「10年前に販売された車が現役で使用されているケースはそもそも少ない」ため、中国市場のデータは参考にならないとしながらも、米国で行われた調査では、10年以上も現役で使用されている日本車の割合が非常に高いことが分かっていると伝えた。

 続けて、同調査では10年以上前に販売された車のうち、今も現役で使用されている車の割合を調べたことを伝え、トヨタ・ハイランダー ハイブリッドは2006年に販売された78万台のうち32.1%が今も現役で使用されていると紹介。また、トヨタ・プリウスは32%、ガソリン車のハイランダーは29%に達したことを伝えたほか、ホンダ・パイロットやホンダ・CR-Vなどの比率も高かったことを紹介した。

 10年以上前に販売された車のうち、今も現役で使用されている割合が高い車種はそれだけ故障が少なく、信頼性が高いことを示すとしたうえで、「10年も乗れる車が欲しいなら日系車を選択すべき」であり、「多くの消費者が日系車を購入する理由が良く分かる」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)